プラスチックフィルムは熱で延ばし熱で縮める

プラスチックフィルムには、延ばすことで数々の特性が向上することはよく知られていますが、延ばした状態で放置しておくと縮もうとするのが一般的です。

ところが、この延ばした状態でさらに熱を加えると加えた熱以上に加熱しないと縮まないという「熱固定」という面白い性質のあることは意外と知られていないかもしれません。

また、「シュリンクフィルム」と呼ばれるプラスチックフィルムは、加熱で収縮を促進させ被包装物を密着させる包装材として食品関連では幅ひろく使われています。たとえば、肉類の密着包装、瓶詰やお酒の紙パックなど全体を覆っているフィルムや各種キャップのシール材、ペットボトルを覆っている印刷ラベルなど多岐にわたって活用されています。

このように、プラスチックフィルムは熱で延ばし、熱で縮めるという熱との関りが深い素材と言っていいかもしれません。