包装の簡便性

包装が持つ大きな役割の3つのうち2つ目が「運びやすい」や「使いやすい」といった簡便性です。持ち運びやすくするため、内容物に合った大きさを考えたり取手をつけるといった、モノを流通させる際に役立つだけでなく、簡便性の包装機能は様々な場面で用いられ、3大機能の中でも最も包装としての意味が大きい役割といえます。

例えば、コーヒーや紅茶に使用する砂糖や一膳分のレトルトご飯、小包装の菓子だけでなく、旅行用・試供品の化粧品類など、一回分の使用量に小口に分配したり、その子包装された菓子をまとめて販売できるような「○○個入り」などの外箱は贈答用に用いられています。

他にも、シャンプーとコンディショナーのボトルは溝の有無で判別できるようになっているなど、識別しやすい表示やデザインにすることで内容物の混同や間違いを防いだり、同種のシャンプーとコンディショナーを組み合わせたセットで販売したりすることも簡便性の一つです。