ワインもハイバリアーペットボトル化

従来、酸化防止や風味が損なわれるという理由で利用が進んでいなかったワインなどの分野へのペットボトルの利用が、製造技術改良などにより生み出されたハイバリアーペットボトルとしてその利用が一気に進んでいると言われています。もともとペットボトルは、ガラス瓶などに比べ軽くて割れにくいという特性が好まれ、飲料水はじめ多くの液体食品分野へその利用範囲を広げていきましたが、そんな中課題となっていたバリアー性改良で、ワイン、清酒、液体調味料とますます対応のレパートリーを広げているというのが現状です。さらに高級アルコール関連に求められていた高級感も着色やシール採用などでクリアし、今ではガラス瓶と遜色ないまでに改善されています。また、従来の缶や瓶のリユース・リサイクル率の低さを、ハイバリアーペットボトルに置き換えることで改善も図られ、数値上からもDLCハイバリアーペットボトルではガラス瓶と比較して、二酸化炭素排出量が一本当たり容器製造時で約50%、輸送時で約30%削減できたとされる報告もあり、プラスチック容器のリサイクル適正合格に貢献したと言われています。このようにアルコール関係が前面にアピールされていますが、ほか風味を大事にする調味料用容器としても、軽量化とともに品質改善でその価値が世界でも評価されるものと期待されています。