戦後の食品包装のスタート

戦後の食品包装は、何もないところからスタートしました。1945年(昭和20年)の終戦から1949年は、食料が世にもに不足しており、豆腐や醤油などを買うにも、お店に鍋や瓶などを持って行った時代です。1950年代は、食料の増産体制が図られるとともに、欧米から新しい技術が次々と入ってくるようになりました。忙しい時代を背景に、開発されたばかりの防湿性に優れた新しい包材の「ポリセ口」で包装し、即席ラーメン(1957年)や粉末ジュース、粉末調味料などのインスタント食品がたくさん開発されて、人気を得ました。とくに、日本人の栄養不足を補ってくれたのが、ポリ塩化ビ二リデンのケーシングで包装された魚肉ハム・ソーセージでした。即席ラーメンや魚肉ソーセージなどは、今では日本発の世界的な包装食品になっております。