外的要因対策

プラスチックフィルムは、プラスチックの種類によってその程度は異なりますが、におい物質が透過する性質をもっています。

したがって、包装材料の外部にある臭気原因物質が、プラスチックフィルムを透過して内容品へ移行することによって、臭気が発生する場合があります。

このような問題を避けるには、まず内容品が充填された製品の保管環境を十分に配慮する必要がある。

また、包装材料として、におい物質が透過しないアルミ箔を適用するか、におい物質の透過係数の低いプラスチック材料を適用することが望ましい。

包装された食品や飲料に及ぼす外的要因の主なものとしては、酸素、水分、光、温度、微生物などが挙げられます。食品や飲料には酸化されやすいものが多いため、品質変化に対する酸素の影響は非常に大きいと考えられます。

油脂類を含むものは特に酸素の影響が大きく、油脂の酸化物は一般にフレーバー特性を悪化させます。

また、魚を原料とした食品やアミノ酸を含む醤油などの調味料も酸化により異臭が発生します。酸素による酸化反応は、光、特に紫外線によって促進されるため、プラスチック包材には、酸素や紫外線を遮断する機能が要求されます。

乾燥食品や固体医薬品は、吸湿により物理的変化を起こすものが多い一方で、生・半生菓子、加工食品などでは、食品中の水分が散逸すると固くなったり、形が崩れたりする場合があります。

したがって、包材には透湿度の低い材料が求められる場合が多いです。食品の原料となるタンパク質、炭水化物や脂肪は、細菌、カビ、酵母などが生育し、それらの物質を分解して、ガスを発生させたり、色素を出したりします。

包装食品の中でも、肉や魚などの食品は、細菌により、ネトが発生し、アンモニア臭を発生して腐敗が進行します。

したがって、包装食品の微生物制御は、臭気発生の防止という点においても非常に重要です。加工食品では、その種類や保存条件により、原料、加工工程、包装、流通、消費まで、酸化と腐敗・変質や外部からの異臭の移行現象が進行します。

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